2012/09/06

WORLD END ECONOMiCA 1・2

「狼と香辛料」の作者、支倉凍砂さんシナリオの同人ノベルゲー。
全体にシビアな評価のげーむびゅーわさんがのめりこんでるので、
どんなものかなー、と気になって始めたらおもしろかった!
(WORLD END ECONOMiCA http://spicy-tails.net/index2.html
(げーむびゅーわさんのレビュー http://game.girldoll.org/?cid=86

「狼と香辛料」で商売や市場のエピソードに興奮した人なら、かなり好きなはず。
全部で10時間くらいかかるけど一気に読んだ。

近未来の月は地球の大都市のように発展しているけど、所得格差が大きく、主人公は貧乏家庭の少年。
両親がさんざん働いても小銭しか稼げないことにいらだち、
少額を元手に月の証券市場で取引を始めて、うまく稼いで家出暮らししている。

いずれ投資銀行に勤めて大金を動かし、誰もやったことのない新しいことに挑戦したい。
と夢見ていたら、主人公の取引の好調さを目にした人物から投資ゲームに招待される。
ゲーム内の仮想市場で好成績を出せば、現実の大企業からスカウトされる可能性が!

……というイントロ。

新たな投資手法を考えて+(0゚・∀・) + ワクテカ +したり、
カネに困ってる周りの貧乏人を助けることになってまんざらでもなかったり、
投資楽しいいいいいい! 貧乏は自己責任! みたいな態度が変わっていったり、
憧れの○○さんからインサイダー情報ゲット!(どう見てもフラグですry)

などなど、投資手法を考えて問題を解決していく推理小説的なおもしろさと、
お金大好きヒャッハー的な主人公が変化していく過程のおもしろさの両方が楽しめる。
恋愛要素もあるんだけど、これがおもしろいかどうかは人によるかなあ?
「狼と香辛料」でも、ホロと主人公の関わりはあまり興味なかった。
あと、「ノベルゲー」と言ってもシナリオ分岐はないので、音と絵付き小説といった内容。

で、3話完結予定であり、2は続きがめちゃくちゃ気になるところで終わっている。
腹黒そうな人物がたくさん出てきて、誰が本当のことを言っているかわからない状況。
ふおおお、書いてたらまた気になってきた!

おそらく、続きは来年の夏コミだと思われます。
まだかなーまだかなーまだかなーまだかなーまだかなーまだかなーまだかなーまだかなーまだかなー。

2 件のコメント:

サトコラボ さんのコメント...

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /


ホロと聞いて。
何やら面白そう。
読んでみようかな(◜௰◝)

ray さんのコメント...

狼と香辛料が好きな人なら、かなり楽しいと思う!